
コアメンバー共創フロー:現場データから教材を進化させる運用ガイド
CCNのコアメンバー共創は、ただ「良さそうな教材案」を出す取り組みではありません。 目指すのは、現場で起きている事実(データ)から出発し、 課題を特定し、解決策を集め、教材を試作して、改善を回すこと。 そしてそれを、コアメンバー全員で継続的に回していくことです。
目的
「日本の子供たちが英語を話せるようになる」ために、 現場データ → 課題 → 解決策 → 教材試作 → 改善のループを、コアメンバー全員で回す。
共創の流れ(全体像)
共創は、5つのフェーズで構成されます。 大切なのは、思いつきで動かず、必ず「現状把握」から入り、最後は「改善」まで回し切ることです。
- ● Phase 1: 現状把握(入力)
- ● Phase 2: 分析・共有(見える化)
- ● Phase 3: 解決策探索(収束)
- ● Phase 4: 教材案 → パイロット(形にする)
- ● Phase 5: 現場実装 → 改善(試す・回す)
Phase 1:現状把握(入力)
まずは、現場の「事実」を集めます。ここがブレると、全工程がズレます。 主観や印象ではなく、できるだけ数と具体例で揃えるのがポイントです。
- ● 指導生徒数・属性の収集(学年/英検帯/学習時間 など)
- ● 「話せるようになったか」の成果調査(到達例/変化の事実)
- ● 現場の問題点収集(続かない/伸びない/詰まる 等)
Phase 2:分析・共有(見える化)
集めた情報を、そのまま“感想”で終わらせず、 課題を分類し、頻度や傾向を見える化します。 ここで「共通認識」を作れるかが、共創の成否を決めます。
- ● 課題を分類・頻度化(可能なら学年/レベル別も)
- ● 分析結果を全コアメンバーへ共有(共通認識化)
狙い: 「みんなが同じ問題を見ている状態」を作る。ここができると、議論が速く深くなります。
Phase 3:解決策探索(収束)
次に、課題に対して「解決策の種」を集めます。 ここはアイデア出しで終わらせず、最終的に教材の形へ落とし込める状態まで収束させます。
- ● 解決策・成功例・工夫を収集
- ● 新教材構想の概略作成(目的/対象/到達/形式)
- ● 方向性への意見徴収(一次)→ ズレ修正
- ● 具体策に絞り込み(優先軸を決める)
Phase 4:教材案 → パイロット(形にする)
ここで初めて、教材として「形」にします。 ポイントは、いきなり完璧版を作らないこと。 まずは現場で使える最小形(パイロット)を作って検証します。
- ● 教材案10本を提示(狙い/構成/運用/素材)
- ● 評価と意見徴収(二次)
- ● 優先づけ(投票/スコア)
- ● 上位案のパイロット版作成(現場で使える最小形)
パイロットで最低限入れるもの
目的/対象/到達(できるようになる状態)/運用手順/評価方法。 ここが揃うと、現場で「使った結果」を回収できます。
Phase 5:現場実装 → 改善(試す・回す)
パイロットを現場で使い、短期で回し、フィードバックを集めます。 このフェーズの品質が上がるほど、教材の進化が速くなります。
- ● 現場で試す(短期運用)
- ● フィードバック収集(成果/使いにくさ/改善点)
- ● 改善版に反映 → 次ループへ
役割分担(誰が何をするか)
共創は「全員で全部やる」では回りません。 役割を明確にし、入力と意思決定の摩擦を減らします。
- ● 運営/PM: 集計・分析・資料化・共有・意思決定の進行
- ● コアメンバー: 入力(データ/課題/解決策)+評価+現場実装+FB
- ● 制作側: 上位案のパイロット制作(動画/台本/PDF等)
成果物(毎サイクルで残すもの)
共創は「やった感」で終わらせないために、 毎サイクル、成果物を固定します。 これが積み上がるほど、CCNの教育OSが強くなります。
- ● ① 現状データ集計
- ● ② 課題ランキング
- ● ③ 解決策リスト
- ● ④ 教材案10本
- ● ⑤ パイロット版+検証結果
まとめ:共創は「現場で成果が出る教材」を作るための仕組み
コアメンバー共創フローは、思いつきのアイデア会議ではありません。 現場データから課題を見える化し、解決策を集め、教材を試作し、改善を回す。 このループを継続することで、CCNは「英語教育OS」として進化し続けます。
コアメンバー共有レポート(サンプル)
集まった回答は「分析 → 可視化 → 全員に共有」され、教材案の設計に直結します。
以下はフォーマット例(ダミーデータ)です。
- 「宿題の導線が弱い。最初の2週間だけ“成功体験設計”が必要」
- 「単語が出ないのは“思い出す訓練”が不足。型があると回る」
- 「恥ずかしさ対策は“短い成功”の積み上げが効く」
- 課題TOP2(継続/単語)に絞り、教材案10本を提示
- コアメンバー投票で上位3案を決定
- パイロット版を制作 → 2週間現場で試行 → 改善
コアメンバーの回答は、次に作る教材の優先順位と仕様に“そのまま反映”されます。
現場の知恵で、教育のOSを一緒に更新してください。
